沖縄本島最北端にあるスペシャルポイント!
海底鍾乳洞がある辺戸岬ドームをはじめ当店では少ないドリフトダイビングが出来るエリアでポイントは辺戸岬ドーム、二神岩、茅打ちバンタ、キャニオンの4か所。
このページではポイントごとの見どころを写真多めでご案内してるので長くなりますが一番下にスケジュールや料金なども書いてますので説明が必要ない方は一気に下までスクロールをお願いします。
辺戸岬ダイビングの注意事項
・辺戸岬ダイビングのボートは参加人数4名様以上からの出港になります。
当店と他店のお客様の合計が4名様以上であれば出港可能となりますのでお問い合わせは1名様から受付可能となっています。
・辺戸岬ダイビングは宜名真漁港にある漁師さんの船を利用するので集合場所やスケジュールは通常ダイビングとは違います。
・集合場所の国頭村宜名真漁港は車で那覇市から3時間、本部町から1時間30分、名護市からでも1時間と凄く遠いです。またバスなども走ってないので移動手段はレンタカーか本部町に宿泊して送迎してもらうしか方法がありません。
・水中ライトは1名1本必須。お店のレンタルも有ります。ストロボのターゲットライトでもOK。 フロートは必須ではありませんがあればご用意お願いします。 ウェットスーツを上下着用しない方はライフジャケット必須(レンタル¥500円有り)
辺戸岬ダイビングと言えばまずは辺戸岬ドーム。水中の洞窟を通ってその先にある空気の溜まった空間(エアードーム)を見に行く他にでは経験出来ないダイビングが出来るポイントです。
水深12mにある洞窟の入口から水中ライトを持って奥へと進んでいくとまずは岩肌の変化にきがつきます。黒くてゴツゴツしてた岩肌から昔は陸上に出てた鍾乳石だったと思われるツルっとした灰色っぽい岩質に変化していきます。
そのあたりから外洋の暖かい水と洞窟内の冷たい水がぶつかり合って出来るサーモクラインが見れるようになり、アイスコーヒーにシロップを入れたようなモヤモヤの景色に包まれてまわりが見え難くなってしまいます。もちろん肉眼でもまわりが見えてないので写真を撮ってもピントが合ってないモヤモヤ写真を量産する事になります。
そこから洞窟を斜上めに向けゆっくり浮上していくと、このあたりから外から入ってくる光は全く無くないので水中ライトの灯りだけが頼りです。 そしてここまで来るとサーモクラインも無くなり視界もクリアになってきます。
顔を出せるエアドームまで辿り着いたらレギュレターをはずしてまわりの景色を見てみましょう。 エアードーム内の空間は想像以上に大きく高さも軽く10m以上あり横も50mくらいはあるのでほとんどのお客様が意外と大きい!って言われます。
この光景にまずは圧倒されてしまうと思いますがそれと同時にここまで来ると水が冷たい… 外洋からの暖かい水が入ってくる事もなく暖かい太陽の光が入って来る事もない洞窟内に天井から雨水が滴ってくるので、ドーム内の水温は外と同じがそれよりも低い事が多く夏場だと外海が28℃でドーム内23℃なんて日もあったりして水温差に驚かされます。
そして水面付近は海水と雨水が混ざっているのでちょっと舌を出して舐めてもらうと塩分濃度が薄くなっているのを感じる事が出来るはずです。
水面に顔を出してBCDに空気を入れて奥の方に進んでいくと茶色くてツルっとした鍾乳石が現れます。 ここが一番人気の記撮影スポットなのでカメラをお持ちの方は僕にカメラ渡して写真撮ってと言って下さいね。
そしてここの鍾乳石は触ってもOKなので良かったらグローブをはずして質感を確かめてみて下さい。
記念撮影スポットからさらに奥に進んでいくと氷柱状の鍾乳石が現れます。 ネット調べでは100年に1㎝しか成長しない、10年で1㎜しか成長しないらしい貴重な鍾乳石を目の前で見る事が出来ます。
だけどここだけはタイミング悪いと見れないので運悪く見れなかった方はゴメンなさい。 海水の潮位は満潮と干潮で2mほど上下するので潮位の高い満潮時にはここが水中に沈んでしまうので顔を出して見る事が出来なくなってしまいます。 ここを絶対に見たいと言う方は潜る日のAM10時ごろが満潮じゃないか確認しておいて下さいね。
エアードーム内には世界でもここだけにしか生息していないと言われている目が退化して見えなくなったコオロギが生息しています。
体長は大きな個体で2㎝ほど体1㎝の触覚1㎝くらいで、よく見られるサイズはもっと小さく半分の体長1㎝くらいの個体が多いので気にしてないと見えないかも知れないので、壁を見る時はコオロギいないかな~と注意して見て下さい。 他に生物はほとんどいないので何かが動いたらきっとこのコオロギだと思います。
たっぷりエアードームを満喫したらエントリーして25分くらい経ってると思うのでそろそろ潜降して次に進みましょう。
辺戸岬ドーム内は1人1本の水中ライトが必須ですが別に光量の強いライトじゃなくてもOKです。持ってない方はストロボのターゲットライトでもOKです。
僕が勝手にそう呼んでいる「水中鍾乳洞」の中はエアードームより更に異世界に迷い込んでしまったような不思議な空間で写真撮ると凄いカッコいい場所です。 個人的にはエアードームよりもこっちの方が好きだったっりもします。
ここは狭くて水底がドロドロの泥質になっているのでフィンキックには注意して下さい。 もしも運よく自分達がここに入るラストのチームなら少しだけ巻き上げて遊ぶのもアリかも知れませんけど…
水中鍾乳洞を出ると通路の下に青い光が見え始め泳いで行くと、その青い光がどんどん大きくなってきて最後は洞窟の出口が見えてきます。 ここの景色も凄く綺麗なので素通りしないで写真撮って下さいね。ここは露出を暗めに設定すると青色が濃くなってイイですよ。
辺戸岬ダイビングの潜水時間は45分なのでダイブタイム40分くらいまでにはここから外に出て安全停止を始めましょう。
水深-30mから-5mに向けてそびえ立つ2つの大きな神がある「二神岩」は別名ツインロックやダブルロックとも呼ばれている人気ポイント。
まずは離れてこの2つの大きな岩を見てもらったら近づいてみましょう。
ここは2つの岩と後ろに壁があるので岩の間は流れが複雑で強くなってきます。
水深-15mから-5m付近では、カスミチョウチョウウオの群れが観察出来ます。
青い海に白×黄色は映えますね~
根のトップ-5m付近ではキンギョハナダイが元気に舞ってますが、ここは岩を掴んでないと流されるくらいの激流になる事も多いので気合を挑みましょう。
沖縄本島北部の海ではここが一番良いキンギョハナダイのポイントです。
他には海なのに川砂利みたいな小石がいっぱい落ちてるクレパスもあります。 熱帯魚飼育やった事ある方なら持って帰りたくなるくらい綺麗に丸くなっていて良い砂利になってますが、ここまで丸くなってる小石は他のポイントでは見た事がないので結構珍しいかも知れません。
二神岩は他には壁に鮮やかなソフトコーラルが咲いてる日もあるし、グルクンやテングダイの群れが当たった時は凄い事になる日もあったりします。
ここは港を出てすぐのとこにあるポイントで水中世界は全く違いますがゴリラチョップみたく他ポイントが波が高くても潜れる事が多いので、辺戸岬エリアに来たら高確率で潜るポイントです。
過去にはマンタ、カマストガリザメ、ニタリなども出た事がある大物にも期待が出来るポイントではありますが、基本はディープダイビングの深場のマクロ生物狙いかカマスの群れを狙うダイビングが多いです。
深場は沖縄本島でも屈指のアケボノハゼパラダイスでスミレナガハナダイ、スジハナダイ、ハナゴンベが見れる環境で、他には沖縄では珍しいピンクやイエローのソフトコーラルが咲いてる壁があったり大きなシンデレラウミウシの目撃も多いです。
メガネモチノウオ
カマスの群れの写真が見つからなかったのでたまに見れるナポレオンフィッシュをどうぞ。
写真データが少なく写真では伝え難いですがホシモンガラ成魚の雄雌、カスミチョウチョウウオ、キビナゴの群れ、マクロは深場のクダゴンベや激浅のハダカコケギンポなど沖縄本島の他ポイントとは違った生物も見れて、海況悪くても潜れるポイントがこの「芽打ちバンタ」です。
ここが本当の辺戸岬ダイビング!
観光名所になっている辺戸岬の真下で沖縄本島最北端のダイビングポイントがここキャニオン。
北風や東風に弱く潜れない日も多いので行けたらラッキーなポイントで、水中には岩のアーチや大きなウチワがあったりアカモンガラの凄い群れがいたりします。 昔は大物ポイントとしても有名だったそうです。
テングダイ
沖縄本島ではここでしか見た事がないスーパーレアな魚。 でも鹿児島より北には普通に生息してるので沖縄より南でしか潜らないって方がいたらリクエストして下さいね。
辺戸岬ダイビングの開催にはルールがありますのでご確認お願い致します。
船が出港するのはお客様の合計が4名様以上
当店と他店のお客様の合計が4名以上でも出港可能です。
その為、ご予約の時に3名様以上であればすぐにご予約を受け付ける事が可能なのですが、3名様未満でご予約の場合は船が出港出来なかった場合はポイントが変更になる事があります。
ドリフトダイビング
定員12名の船でのドリフトダイビングになり波も高くなる事が多い場所なのでエントリー&エギジットがハードになる事が多いです。 その為、お客様のダイビングレベルを聞いて無理そうな場合は別ポイントの提案を含め相談させて頂く場合が御座います。
可能ならブランク無しで…
チェックダイブが必要とまで言いませんが前日にファンダイビングして体を慣れておいてもらえると辺戸岬ダイビングを朝から全力で楽しめると思います。
ファンダイビングの参加条件
辺戸岬ダイビング
・1日に潜れるのは2本か3本で辺戸岬ドームに行くのは2本目になる事が多いです。
・1ダイブごとに港に帰ってきて車の前で休憩出来ます。
・終了後に本部町まで帰ってナイト含む追加ダイビング開催可能。
スケジュール
①集合時間:7時30分~8時
集合場所:宜名真漁港
②集合時間:5時45分~6時15分
集合場所:フィールダイブ店舗
1本目:8時30分
2本目:10時30分
3本目:12時30分
終了:14時
辺戸岬ダイビング
2ダイブ:¥22,000円
3ダイブ:¥28,000円
器材フルレンタル:~¥3,000円
※器材レンタルは2日目以降は無料キャンペーン中
表記は税込、1名様の料金
施設
・港にトイレ有ります。 船にはトイレ無し。
・シャワー無し。
・器材洗い場有ります。干せるスペースはあります。
よくある質問の回答
・当店のツアーに飲食物は含まれておりませんので各自でご用意をお願い致します。
・タンクはスチールとアルミを在庫状況に合わせて使用しています。
絶対にスチールタンク、エンリッチドエアーと言う方は「料金表」をご確認下さい。
・ナイトダイビングもやってるので興味のある方はお問合せ下さい。
よくある質問
集合時間と集合場所
・集合場所はフィールダイブ店舗か港へ直接集合、もしくは送迎が選択可能。
・店舗や送迎は集合時間がちょっと早く、港集合の場合はちょっと遅くなります。
・集合場所に駐車スペースあります。
・その日の状況で30分ほど時間が前後する事も御座いますのでお時間には余裕を持っておいて下さい。
集合場所