当店ではダイビングショップを開業した2011年から沖縄本島北部の海で毎年5月中旬~6月中旬頃に「サンゴの産卵」を狙ったナイトダイビングを開催しています。 そして現在の2024年まで産卵を見る事が出来なかった夜もありました海況が悪く潜れなかった夜もありましたが年単位で言うとこの15年間毎年サンゴの産卵を確認する事が出来ています。
この経験を元にいつかサンゴの産卵の狙い方をまとめてみようと思ってましたが、今年から始めた船を使ったナイトダイビングと新規開拓したポイントでの結果が良好だったのでそれに気を良くしてまとめるなら今しかないと思い重い腰を上げてみました(笑)
自分はサンゴの研究者や調査員ではないのでサンゴの細かい事は全く分かりません。ここでまとめる内容は沖縄本島北部の海でサンゴの産卵を狙うダイビングガイド、セルフダイバー、産卵ツアーに参加するゲストの方々がこのサイトを見て少しでもサンゴの産卵狙いを成功させる確率が上がってくれたら嬉しと思ってまとめています。
過去のサンゴの産卵情報
YouTube、Instagram、ブログなどのリンクがあるのでそこから過去の映像をご覧頂けます。
季節:5月中旬~6月中旬
潮:大潮含むのその前後3日間くらい
月:満月>新月
時間:22時~23時30分
最重要:潜りましょう!
最近流行の結論から言いますと…って事で先にまとめを出します。
はっきり言ってサンゴの産卵の予定日の狙い方はこれだけです。
※沖縄本島北部の本部町、恩納村、今帰仁村あたりの事なので他エリアの参考にはならないと思います。
季節:5月中旬~6月中旬
サンゴの一斉産卵は水温が一番高くなる約3カ月前になる事が多い。
なので水温が最も高くなる8~9月の3ヶ月前の5~6月頃がベストシーズンとなります。
サンゴが産卵する期間
皆さんが良くしってるサンゴの「ミドリイシサンゴ属」は水温が高い5~11月頃までは産卵をしてるので、過去には11月のナイトダイビングで前が見えないくらいの一斉産卵を経験した事もあります。 なので産卵自体はやってるのですが情報が少なく産卵の頻度も下がると予想されるので、やっぱりピンポイントで産卵を狙うなら5月中旬~6月中旬の季節がオススメとなるのでしょう。
潮:大潮含むのその前後3日間くらい
月:満月>新月
サンゴの産卵を狙う時に基準になる「大潮」
大潮は1ヵ月に2回あり3~4日間続きます。その1回が満月の大潮で1回が新月の大潮となります。この大潮と言うのは潮位(水面の高さ)が大きく上下する期間で多くの水が動くので水中も流れが発生しやすくなります。 その為?水中では自分の子孫を遺伝子をなるべく遠くまで拡散させる為に多くの生物が流れが発生しやすい「大潮」を狙って産卵行動をするそうです。
月は「満月より新月」
これは詳しくは分かりませんが生物は月明りを基準に行動しサンゴの産卵のトリガーになるのも月明りなんて話も聞いた事あるので、1ヵ月で一番月が明るくなる満月が産卵の狙い目になるんだと思います。 月に関しては自分もよく分かりませんがサンゴの産卵を狙う方は「満月より新月」と覚えておくといいでしょう。
潮と月で狙う
この情報から産卵を狙う場合は「満月の大潮」が狙い目となります。
そしてこの大潮を基準として水温、天気、サンゴの気分?などで前後3日間くらいがサンゴの産卵が狙える期間となりますので前後賞合わせて6~7日くらいが狙い目です。
補足
美ら海水族館ではサンゴを照らす光をコントロールして昼夜逆転させて昼間にサンゴを産卵させる事に成功したそうです。 昼間シートをかぶせて真っ暗にて夜は光を照らし続けるとサンゴが昼と夜を間違えて昼夜逆転してまうそうな。 って事はやっぱり月が凄く大切なんでしょうね~
時間:22時~23時30分
①早い時間の産卵:19時30分~20時30分
②メインの産卵(ビーチ):22時~23時30分
③メインの産卵(ボート):22時30分~23時30分
基本はこの3パターンですが当店が狙ってるのは大規模な一斉産卵が狙える②と③です。時間に関してはビックリするくらい正確なので産卵を見たい方は時間厳守でお願いします。
この時間を知らない、気にしてない方って意外と多いんじゃないでしょうか?
いつものナイトダイビングみたいに暗くなった20時頃からエントリーして21時頃にエギジットする計画で潜り、エギジットする頃に卵を見つけてギリギリまで粘るも21時30分頃にエアーも体力も尽きてしまい泣く泣くエギジット…なんて経験された方はいないでしょうか?
そんな事言う自分も過去に同じ失敗をしてきましたが、サンゴが産卵するのはサンゴの為でありダイバーに見せる為ではありませんので、自分の都合の良い時間に海に入り都合よく産卵見れるとは思わない方がいいですよ。
もちろんナイトダイビングを楽しむのが優先で運が良ければ産卵見たいと言う人は別ですが。本当にビックリするくらいサンゴの産卵は時間に正確です。信じるか信じないかは貴方次第!
上記の情報まとめて満月/大潮でその前後含めて予想を立てみる
1,前半(3日)→ 満月/大潮(3日)→ 後半(3日)=合計9日間
2,前半(1日)→ 満月/大潮(3日)→ 後半(1日)=合計5日間
大潮の日が本命なので思いきって前後を2日ずつ削ってみる
3,5月前半と6月後半は若干確率が下がるのでそこを避けてみる
そうすると5月と6月のどちらかは「満月/大潮」が入らないと思うのでそこを切ってみる
4,5月中旬~6月中旬までの期間の期待出来る日が5日間に絞れます
まずはここまで!
過去2年の結果
2024年度 | |||
---|---|---|---|
5月19日 | 中潮 | 潜ってない | |
5月20日 | 中潮 | 産卵 | |
5月21日 | 大潮 | 産卵 | |
5月22日 | 大潮 | 産卵 | |
5月23日 | 大潮 | 満月 | 産卵 |
5月24日 | 大潮 | 産卵 | |
5月25日 | 中潮 | 産卵 | |
5月26日 | 中潮 | 産卵 | |
5月27日 | 中潮 | 潜ってない |
潜水場所:本部町 コーラルガーデン
5月19日と27日はサボって潜れていませんがそれ以外の20~26日は7夜連続で産卵を確認。
この大潮まわりは大当たりで毎晩見れたのも良かったですが、卵を沢山持ってる大きな個体がバラバラで産んでくれたので毎晩迫力のある産卵を見る事が出来ました。
海況に恵まれて毎晩潜りたいポイントに行けたのもいい結果を出せた要因ですが、こんな事が毎年続いてくれたらサンゴの産卵狙いダイビングは凄く簡単だと思えるでしょう。
2023年度 | |||
---|---|---|---|
5月31日 | 中潮 | 台風 | |
6月1日 | 中潮 | 台風 | |
6月2日 | 大潮 | 台風 | |
6月3日 | 大潮 | 台風 | |
6月4日 | 大潮 | 満月 | 産卵 |
6月5日 | 大潮 | 産卵 | |
6月6日 | 中潮 | 潜ってない | |
6月7日 | 中潮 | 潜ってない | |
6月8日 | 中潮 | 潜ってない |
2023年の結果はここでまとめてます
潜水場所:崎本部ゴリラチョップ
本当なら潜りたかった5月31日~が残念ながら台風の影響で潜れずようやく潜る事が出来た6月4日と5日に無事に産卵を確認。
ここまで書いてなかったですがビーチポイントでのサンゴの産卵は基本ピークが2日で前後1日は少し産卵してくれるかな?ってパターンが多いので、この時は2日間見れたので6月6日からは潜るのをやめています。
このポイントでは新月の大潮が終わった後の5月24日~27日の4日間連続でも産卵を確認してますが、情報だけでは5月22日も産卵があったらしく、隣村の今帰仁村でも台風が来る31日前まで連日連夜産卵を確認出来たそうです。
この2年間は2022年以前に比べ近隣エリアからの産卵情報も集まってくるようになり、ラッキーが続いてるのか産卵してる期間が長くなった事もあり自分が産卵を見れてる日もお客様にもご案内出来る日も増えてきてます。
2023年は本命の日に台風接近で潜れていませんがそれでも潜り始めた6月4日から産卵を確認する事が出来てます。
そして注目したいのは5月後半の新月でも産卵が確認出来てる事なんですが、満月or新月なら満月の方が確率が高いですよって事で別に新月が産卵しないって事ではないのです。 それよりも自分としては5月中旬~6月中旬の出来れば5月後半の「大潮」の日を基準して潜った方が産卵を見れる確率が上がると思っています。
あとは潜ってない日の結果は分からないのですが、もしかしたら大産卵していたかも知れません…
ってことで、最初にまとめた情報をもっと絞り込むなら「5月中旬~5月後半」「大潮の前後賞含む5日間」を基準にすると良いかも知れません。
地元に住んでるダイバーやスケジュールに余裕ある方の場合
地元に住んでいていつでも潜りに行ける方の場合は、サンゴの産卵は基本的に1日で終わる事はなく2~3日は連続して産卵する事が多いので産卵の情報が入った次の日はかなりチャンスです!
「次の日狙い」で潜れる方はもう反則レベルに簡単。実際に当店も沖縄本島に住んでるお客さんには産卵を見た次の日の昼くらいに「今夜か明日は確率高そうですが行きます?」とお誘いして簡単にサンゴの産卵を見てもらっています。
この狙い方を真似してみたいと思った方がいたら注意点が2つあるので覚えておいて下さい。
「産卵した同じポイントで潜る」「可能なら前日の産卵が何日目なのか把握しておく」
違うポイントに行ってみたり、産卵が始まって4日目とかに行くと確率がガクッと下がります…
サンゴの産卵を狙う
ここまで読んでくれてありがとうございます。
自分の経験を元に本部町や近隣の海でサンゴの産卵を狙う為にまとめてみたのですが、でもこれって実は結構ワイドな狙い方で本気でスケジュール立てようと思うとかなり無理がありますよね~5日間に絞り込めたとしても5日間もナイトダイビングするのは辛い…そんなに休み取れないよ…ってのが現実だと思います。
でもそこからは自分の感を信じて運にまかせて予定日を絞って下さい。 そして1日でも多く潜れる日を増やして下さい。
自分は15年間、毎年サンゴの産卵を見続けてますが結局一番大切なのは海に行く事、潜る事だと思います。
⚠ナイトダイビングで注意したい危険な生物⚠
オニヒトデ
オニダルマオコゼ
ウンバチイソギンチャク
ダイビングに夢中になりすぎて触ってしまわないよう注意して下さいね。
自分の性格的に書こうと思った日しか書けないので続けます…
ここまでは潜る日の決め方でしたが、ここからは潜る日の潜る数時間前の卵のチェックの話。
・産卵前の卵チェックはやる人もやらない人もいます。
・ポイントを変更しない場合はチェックをするかどうかで結果は変りません。
・上級者になると数日前や当日の昼にチェック出来る人もいるそうです。
自分は数時間前の卵しか今夜産まれるかの判断が出来ないので本番1~2時間前くらいにチェックに入る事が多いのです。なのでここにある写真は産まれる1~2時間前の卵の状態だと思って見て下さい。
産卵は数日続く事が多いので産卵初日が確認できて2~3日目の余裕そうな日はチェックしない事もあり。
ポリプからピンクやオレンジ色の卵が見えてたらガッツポーズしてOK!今夜産まれます!
写真は分かり易いのを厳選してるのでこれなら誰が見ても分かるかな?
実際の水中では凄く分かり難いサンゴが多いのでチェックに行く人は自分の目を信じるよりも写真を撮ってモニターで拡大して確認した方が卵がよく見えるのでオススメです。
そして沖縄の海に行けばいっぱいあるサンゴも意外とまじまじと凝視する事はないと思うので卵が出てきてる状態と通常の状態の区別がつかない事があると思うので、産卵チェックに行く方は卵が無い普段のサンゴも見て覚えておいて違いに気づけるように勉強しておいて下さい。
サンゴの種類もいっぱいありますが自分の見てきた感覚だと枝上のサンゴは卵が分かり易く、テーブル状のサンゴはギリギリまで卵が見えない事も多いです。
そしてチェックに入っても卵を全く見つけられない日もありますがそんな時も諦めないで下さい。
産卵の狙い方の最初の方にも書いてますがサンゴが産卵する時間は正確です。なので産卵の時間に水中にいればゆっくり産まれてくる卵を発見しそれを辿って産卵してるサンゴを見つけられる可能性も十分にあるので、個人的な意見にはなりますがチェックがダメでも予想日なら諦めないで潜れるなら潜って水中にいた方がいいと思っています。
一斉産卵じゃないとダメ…、確率低いなら帰ります…って方はそれでもいいとは思いますが。
5月の大潮まわりの時だけですがYouTubeにアップしてるので見て下さいね
サンゴの産卵2024
今年は当店初となる自社ボートを使用してのサンゴの産卵狙いナイトダイビングを開催しましたが、結果は本部町近海で5月20日~26日の7夜連続で産卵を確認出来るという7戦7勝で過去最高の大当たりとなりました。
自分が潜り始めたのは5月20日。その日の朝のニュースで「真栄田岬の階段下に大量のサンゴの卵を確認」と報じられていたので、少なくとも19日の夜かその前には沖縄本島の近くで大規模なサンゴの産卵があったと思われます。
5月後半の大潮は21~24日の4日間でサンゴの産卵を狙うならその大潮と前後3日くらいが狙い目になるので予想を立てるなら18日~27日。それなら18日の夜から調査を始めてないといけないのですが今年は予想も後半にしたのでお客さんも後半にまとまってくれてたので調査は20日か21日からでいいかな~とのんびりしてたら早めの産卵情報出ましたね。
そう言えば去年も早かったよな~ 最近は大潮の前ってパターンが多くなってきてるから後よりも前狙った方がいいよな~なんて思いながら。
しかしあくまでも水面に浮いてる卵が確認出来たの恩納村真栄田岬での事なので本部町の海は今夜がスタートかも知れないと淡い期待を抱きながら20日の夜から潜りはじめましたが、今までの産卵初日を見てきた経験からするとサンゴの種類や卵の量を見たらこれは初日じゃないな~と思える雰囲気。
19日いや18日が初日だったかな? 答えは分かりませんが自分の経験では5月20日より前から産卵がスタートしていたと思います。
そうなると今までのデータだとサンゴの産卵のピークいわゆる一斉産卵と呼ばれる卵いっぱいドッカーン!って日は大体が2日間でその前後1日が産卵が狙える合計4日間くらいがチャンス期間になるので、もし19日から産卵がスタートしてたとしたら19日、20日、21日、22日の4日間で打ち止めとなり自分が予想してる23日~27日の期間には産卵が終わっていてガッカリ…って事になるんじゃないかとヒヤヒヤしながらも1年ぶりの目の前を漂う大量のピンク色の卵をパシャパシャ撮影した初日の夜。
そう言えば今年は産卵の観察は大成功だったけど写真や動画はあまり撮ってないや。
サンゴの数も卵の数も過去最高クラスに多かったんだけどサンゴの形がカッコよくないんだよなぁ… 産卵を見るのがメインじゃなくて撮るのがメインならゴリラチョップのサンゴの方がカッコいい気がするな~
2023年 崎本部ゴリラチョップ
ニューポイントはこんな環境がないのが残念…
5月21日産卵見始めて2夜目
沖縄各地でサンゴの産卵を撮り続けている長田カメラマンが潜りに来てくれて産卵も無事に見てもらえました。
その時の映像が次の日のQABニュースでも放送されて嬉しかったな。
5月22日、23日産卵を見始めて3夜目
いつものビーチポイントだとピークが終わりのんびり屋さんのサンゴがちょろっと産んでくれるかな?って頃なので産卵してくれるかドキドキ。と思いながらチェックに入ると結果はビ・ミョ・ウ…
マジで今夜産まれるセットされてるサンゴが見つからん。微妙にこれ産むんじゃないかな?ってのを3株ほど目星をつけてエギジットし、ブリーフィングで確率は50%ですと内心は30%と思いながら言ってみた。
そして22時15分にエントリーしてウロウロしてたら22時45分から産卵スタート。ちょっと盛り下がった感じはあるもののサンゴ1つ1つが大きく卵の量が多いので少ないとは言え見ごたえのある産卵を見てもらえました。
そして、このポイントの面白いのは産卵するエリアが2日おきに若干変わるって発見があった。微妙にズラずだけでこんなに変わるのかメモメモ…
5月24日産卵見始めて5夜目
当店の本命予想の日でお客さん集まってくれてわちゃわちゃしたナイトダイビングのスタート。
ゲストの数が多い分ここでハズしたら寒いよな~と思いながらも今夜で産卵5日目だし昨晩がちょっと渋かった事を考えると今夜は産卵無しの可能性もあるよな… からのチェックでも産卵しそうな株は少なく産卵は見れるだろうけど微妙にチョロチョロ出て終わりもありうるなと思っていたけど、やっぱりこの日もサンゴの大きさに助けられて結果的には気持ちのいい産卵が見れました。
サンゴの産卵の撮影について
みんな水中が真っ暗だからって明るいライト持ってるからって思いっきり明るくしないで!
サンゴの卵は思ってるよりも白いので光が強すぎるとピンク色の卵が真っ白く写ってしまいます。自分も隣で撮ってる人のも。 撮影する時は洞窟撮影と同じ感じでちょっと暗くするイメージです。コンデジのTGなら露出を-0.3~-1.0くらいにしてライトの光量は微調整しながら卵がピンク色に見えるよう撮って下さい。
あと、ストロボを使って撮影してる方でサンゴ礁をしっかり撮りたいと思って光量を上げすぎると手前の卵が白くなるので注意。 あたり一面ピンク色の卵でいっぱいになるピークの時間帯はそれこそサンゴまで結構距離がある事が多くなるので露出は卵の色を基準にして下さいね。
5月25日産卵見始めて6夜目
もう分かったこのポイントのサンゴの産卵は止まらない。チェックでも船下で産卵しそうな株をチェックできて楽勝ムード。
でも、お客さんは前日と変わらないメンバーに毎年産卵見に来てくれるお客様と、全員が産卵を見た事ある経験者なのでショボい産卵を許されないハードルが上がる夜でしたがそれなりの規模の産卵が見れました。
だけど欲を言えばもう1声欲しかったな~ ずっと産卵は見れていたけどピーク時にもう少しドッカン!と出てきて欲しかったなぁ~となんとも贅沢なすっきりしないモヤモヤ感。 いやでも、数回目の人が見たら大感動するレベルの量ですよ。
5月26日産卵見始めて7夜目
ちょっと後悔しちゃった最終日。
ここまで来るともう今夜もどうせ産卵するんでしょってムードでしたが昨晩の産卵ピークを越えられるかは分からなかったのでお客さんには「もう2日連続で産卵見れたから今日は昼の3ダイブでいいでしょ」とナイトを辞めて昼だけにしてもらい、夜はお客さんいなくなったので自分1人だけで余裕の21時45分出港のチェックなしで潜ってみたら結果はまさかの昨晩より卵多い大爆発!
これだけ産むなら今夜潜ってもらった方が良かったなぁ~と思いながらも、まぁいい話のネタ出来たしOKだね~と大当たりの7夜目が終了
5月27日も天気は悪かったけど海況は良かったので本来なら産卵のスタート日が確認出来なかった今回の大潮だったので、せめて終了日のチェックの為に潜らないといけなかったんだけど今回から潜り初めたこのニューポイントのポテンシャルの高さにあぐらをかかせてもらい久しぶりに20時からビールが呑ませてもらいました(笑)
今回の大潮がたまたま良い結果が出ただけなのか?今後も今回と同じ様に毎晩産卵が見るかは分からないので調子に乗りすぎるのはまた来年の結果を見てからにしよう。
6月の大潮の新月/満月は今のとこ予約が入ってないのでチェックに行くかは分かりませんが、行ったら結果はInstagramのメイン投稿かストーリーにアップすると思うので次の大潮も興味がある方はチェックして下さいね。
いつもお客さんからの問合せで産卵の事を思い出してギリギリで動き始めてるのでたまには先に用意してみます。
2025年 サンゴの産卵スケジュール(仮)
産卵狙い日発表
2025年1月10日
予約受付開始
2025年1月10日
参加条件
ナイトダイビング開始までに当店で潜った事があり、私がお客様のスキルを確認出来た方
当日のスケジュール
集合場所:本部町の山川港
集合時間:20時
持ち物
水中ライト、ダイビング器材、飲み物、タオル
料金(税込)
1ダイブ:12,000円
2ダイブ:20,000円
※2ダイブは一緒に産卵前のサンゴを探しにいく卵チェックダイブから潜れます。
※他の船を利用する場合は追加+3,000円となります。
以上
今後この予定は変更になる可能性もありますが
今のところこんな感じでいこうと思っているので宜しくお願い致します